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民進党の鉢呂吉雄参議院議員が北海道で行われている陸上自衛隊と米軍の共同訓練へのオスプレイ参加に反発すると共に共同訓練が「軍事衝突にエスカレートすることを憂慮する」と懸念を示しています(画像は鉢呂議員の公式サイトより)。

鉢呂議員は8月12日に「はちろ吉雄事務所」のFacebookページを更新、地盤である北海道内を精力的に回り活動した報告を掲載していますが、8月10日から北海道内の演習場で行われている陸上自衛隊と米海兵隊の共同訓練を取り上げ、特にオスプレイが参加すると伝えられていたことに対し「道民の不安は頂点に達しています!!」と懸念を示しています。

その理由としては事故や爆音による乳牛への悪影響を挙げていますが、注目されるのが「北方領土返還へのロシアの感情」を挙げている点。

鉢呂「事故続きのオスプレイが参加すると云われ、道民の不安は頂点に達しています!!ここ釧根地域に3ヶ所の1つ矢臼別演習場があり、事故の心配、爆音による乳牛への悪影響、北方領土返還へのロシア感情などが問題!!」

オスプレイを理由に挙げてロシアを刺激するから北海道における日米共同軍事訓練に反対、という立場の鉢呂議員はそれだけではなく米国が北朝鮮との対立姿勢を際立たせていることについても「軍事衝突にエスカレートすることを憂慮する」としており、「北海道の軍事訓練の中止を道民総意で求めて行きたい!!」と訴えています。

鉢呂「アメリカのトランプ大統領は『北朝鮮を世界が見たことがない炎と怒りに見舞う』と核攻撃をほのめかし、北朝鮮は軍事基地のあるグアム島周辺を4発ミサイル発射を言明(中略)鉢呂は今回の北海道の大規模な日米共同軍事行動が一触即発の軍事衝突にエスカレートすることを憂慮する。」

そして、日帰りでハードスケジュールをこなしたと報告する鉢呂議員は最後にこのように述べ、平和のため尽力していることをアピールしています。

鉢呂「平和を求める赤い熱意は疲労困憊を吹き飛ばす!」

鉢呂議員は6月にテロ等準備罪法案の成立を止めるための唯一の方法は加計学園問題における安倍首相の証人喚問を実現するしかないとしてこれを実現するのは天皇陛下の「退位法案との成立との関係しかない」とFacebookで語り、天皇陛下の政治利用ではないのか、として強い批判を浴びていました(関連記事参照)。