>>813 >>896 (続き) 日本政府のシミュレーションによると、消費税の増税など
このまま『財政再建』しないと、2020年の後辺りから、次第に国の借金が加速度を増して増えて行く。

現在でも1000兆円を超えている莫大な国の借金があるが、
その莫大な借金に金利が付いて、そのために借金の総額が膨らみ、
その膨らんだ借金にまた金利が付いて、
さらに借金の総額が拡大して行く
という『金利に金利が付く』というスパイラルに陥るため。

そして2050年にはGDPの500%を超えてくる(現在のGDPの換算で2500兆円)

おそらくそれまでに『急激なインフレ』が起こるリスクがある。

なぜ『急激なインフレ』が起こるかと言うと、
莫大な借金を放置し、毎年赤字を垂れ流す日本政府のために、
「『日銀』が大量に国債を買い支えることになるため。」

現在、マーケットには、日銀の他に国債の買い手がなかなかつかない状況になって来ている。
そして、その流れはつづくと思われる。
(日本の金融機関は国債を大量に保有していたが、
最近、民間の銀行は、国債を大量に売却していて、
4年前よりも国債の額にして40%以上も減らしている。
マーケットの保有割合も初めて20%を切った。
それに対して日銀は国債を大量に買っている。)

日銀は国債を買って、代わりに、紙幣を刷って渡す。そのため、お金の量が増えて来る。

このままでは、おそらく日本政府はこれからも莫大な国の借金を放置し、
さらに毎年新しい国債を発行し、借金を増やして行くだろう。

将来的にも日銀しか国債の買い手がなかなかつかないだろうから、
日銀は、毎年さらに大量に国債を買い支えることになる。
(海外の投資家に買って貰う手もあるが、高い金利を要求するだろう。
そうすると、不況を招きやすく国の借金も増えて来る金利が上昇して来るので、
海外の投資家には買ってもらえない。)

だから、毎年、日銀は国債を大量に買い支えることになるだろう。

そうすると、時を経るごとにお金の量が増えて来て、ジャブジャブになって行く。
お金がジャブジャブになると物価が上昇して
『急激なインフレ』が起こるリスクがある。

(そうなると貯蓄など国民の資産の大半は、借金している政府や極一部の富裕層に集まり強奪される。
労働者や公務員の大量のリストラ、社会保障制度の機能不全などにより、
50万人以上の死者自殺者が出る。

日本の経済や社会はボロボロになり、
日本の資本や企業は底値でアメリカや中国に買い漁られて、日本は途上国並みになる。)

○これを回避するには、日本政府が赤字を垂れ流すのを止めさし、
膨大な国の借金を100年ぐらいかけながら、
国民全体で負担して少しずつ返済して小さくして行くことになる。

『増税などで歳入を増やし、最終カットで歳入を増やす』。

そのために『来年2018年に消費税を35%まで上げる必要があるだろう』

※「なぜ来年消費税を35%まで上げるのか?」という主張の根拠となる
シミュレーションを載せられるなら、載せときます。なので(続くかも)