宝くじで高額当選する確率はほとんどゼロに近いものの、もしかしたらを期待して買ってしまうものです。
アメリカで、毎週のように宝くじにつぎ込む夫にあきれた妻が、「当たるわけないわ」と見せしめのために購入しました。
するとその宝くじが大当たりしたのです。

ノースカロライナ州に住むグレンダ・ブラックウェルさんは、夫が宝くじにつぎ込んでは無駄遣いをしていると不満に思っていました。
パワーボールという宝くじを購入してほしいと頼んだ夫に、彼女は意地悪な気持ちで、10ドルの別のスクラッチチケットを買いました。
「ほら、こんなの当たらないわ」とハズレくじを見せるつもりだったのです。

ところがそのスクラッチチケットが、なんと100万ドルを引き当ててしまい、当初の目的だったハズレくじを見せることができなくなったのです。
とは言え、大喜びで税金を引いた41万5503ドル(約4500万円)を受け取ったグレンダさん(アメリカの宝くじは税金がかかる)。
マイホームの購入資金や、娘や孫たちの大学費用に充てる予定だとのことです。

写真:http://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/0/b/0ba9db16-s.jpg

海外掲示板のコメントをご紹介します。

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●くじを買っても失うものはないというケースだな。
 外れたら彼女が正しい、当たったら大金が得られる。彼女が間違っているだけの価値があった。

↑もし彼女が宝くじの購入額だけ当たったらどうなんだろう?
はっきりしないグレーな状態になり、解決しない?

↑それだと彼女サイドがやや強いな。何も損はなかったが、得もしなかった、その過程は何の価値もないということになる。

↑取るに足らないことに1ドルのリスクをかけて追い求めることが、なんの価値もないだって? そんなことはないだろう!

↑そうやってギャンブル中毒になっていくものじゃなかったっけ?

●夫の「ほら!」とういう権利がかなり長く続く。

↑「ほら、言っただろ! そして君はリッチなんだ!?」

●税金を払うと、たった42万ドルしか残らないのか。なんてこった。

●だいたい1枚のくじを買って外れたところで、誰もやる気をそがれない。

●自分もスクラッチでビンゴやクロスワードをしたい。時間をつぶすのにおもしろいし、もしかしたら2ドル勝つかもしれないから。

●そして彼女は、さらに当たらないことを証明するために当選したお金を宝くじにつぎ込むのであった……。

●典型的な妻だ。

●彼女は自分の方針を通して、当選チケットを破棄すべきだったな。

●100万ドルが………>41万5503ドル。
理屈はわかるが、とても間違っている気がする。

↑税金のために半分以上の当選金をとられるのは最低だ。
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日本の宝くじは控除率が悪いと批判されますが、税金で半分以上取られてしまうのも夢がありませんね。

http://labaq.com/archives/51887039.html