従来の敵役は毎回新型が登場しては破壊される為に商品ラインナップが主役ロボットに限られていたが
ガンダムで敵役が基本的に量産型となり毎回登場するようになり商品化しやすくなった
これはまさにスポンサーの救世主といえる画期的な出来事だった
ダンバインの頃になるとスポンサーの意向で主役メカも途中から変わるようになった

しかしながらスポンサーの提供する商品がすべからく売れたかというとそうでもなく
ガンダムでスケールモデルとして統一感を狙い大成功したバンダイに対して
ガンプラと同時期にイデオンを手掛けたアオシマは当初出来上がりサイズを統一してしまい
結果スケールがバラバラになってジオラマの楽しみを否定してしまった
マクロスで一発逆転を狙いたかったイマイ、アリイはそれぞれスケールは統一したものの、
特にアリイは製品クォリティーに問題があって「なんでイマイじゃないんだ!」と身も蓋もない言われようで
さらにニチモも参入して泥沼になります
しまいには「ええい!バンダイで一から出し直せ!」と全社否定する声まで上がる始末でした
のちに満を持してバンダイ、飛行機の老保ハセガワが手掛けることになります

アニメ制作会社とスポンサーは一蓮托生ってのがよくわかる時代でした


でもアリイはほんと酷かった