スレを一読したが、
>奴隷を奴隷のままでいさせる理論
として、このスレでも見られる理論には、以下のパターンがあるよね。

・「社会システム・衣食住を支えるためには奴隷労働が必要だぁ! 」系理論
     その「衣食住をまかなう」ための社会資本は、
     機械化・OA化などで、実はとっくに整っている。
     なのに「にも関らず、よけいな労働を課せられる」のが問題なのだが。
 
・「社会のせいにするなぁ!」系理論
     「ブラックが嫌ならやめればいい。受け入れ先がないのは自己責任」とか、
     要は最初に「社会のせいにするなぁ」という結論ありきの理論ね。
  
     これだと「雇用環境全体の悪化」とか「転職が困難ゆえブラックから抜け出しにくい」
     という社会構造に、まったくメスが入らないままになるのだが。

・「社会は厳しいんだぁ!」系理論
     一番ポピュラーなタイプね。これも社会構造にメスが入らないままになるし、
     価値観の変化もなされないのだが。

「奴隷を奴隷のままでいさせる理論」と対決するためには、
こうした「敵」の手口・論理構造を整理しておくことが有効だ。

ただ、この手の奴隷理論を張り切って主張するのは、「敵」というより
「ドレイ自身のの自己洗脳・自己暗示」も多いのが、
やっかいというか、支配構造の巧妙さといったところだが。