>>154
日本のインフラはかなり整備されているので、公共投資の「乗数効果」は低い。

戦後の何もない頃だと、線路を通し駅を作れば、周りに会社や住宅が増え、
人が集まり、学校や病院も出来、家具や家電も売れただろう。
だから、乗数効果は高かった。

しかし、今の日本はかなりインフラは整備されているので乗数効果は低い。

だから、経済の効果は薄い。

また公共投資で財政出動することになるので、
現在でも厳しい財政を圧迫することになり、
また借金が増えるので
将来的な国民の負担が増えてしまう。

今の日本で公共投資にたくさん予算をつけることは、
一時的には効果が出て一時的には景気がよくなるだろうが、
結局借金をして(将来に使うはずだった)お金を先に使ってしまうことになりかねないと思う。

その場合、国民には将来的な借金の負担が大きくなり、
業界的には需要を先取りするので、先々で業界が先細りする可能性があると思う。
(東日本大震災の復興需要だけでゼネコンは人手と資材が足りないぐらい潤っている。

だから、その上に「東京オリンピックをすることに懸念を表明する」ゼネコン関係者の声をよく聞いた。)

公共投資自体は必要だと思うが、
将来的な経済成長率や国の借金、日本の経済や社会の変化に合わせてやって行くべきかと。

そうしないと無駄になり、いたずらに国の借金を増やしたり将来的には業界を衰退させたすると思うので。
将来的な国のお金は限られているので(今でも限られているけどより)