【台北・福岡静哉】台北市は15日、日本統治時代に建設された「円山水神社」が、柱に「日本は犬畜生だ」などと白いペンキで書かれたりこま犬の石像1体がなくなったりするなどの被害に遭ったと発表した。日本に反感を抱く何者かが、終戦記念日に合わせて犯行に及んだ可能性があり、地元警察が器物損壊などの容疑で捜査している。

同市文化局によると14日夕、住民から警察に通報があった。2体あるこま犬の残り1体も台座から落とされていた。現場には日本による植民地支配への批判を書いた紙が残されていた。台北市では今年5月にも日本統治時代のこま犬の石像が壊される事件が起きている。


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http://mainichi.jp/articles/20170816/k00/00m/030/071000c
毎日新聞 2017年8月15日 20時33分(最終更新 8月15日 20時33分)