2017/08/16 05:58(ポルトガル)

【8月16日 時事通信社】ポルトガルからの報道によると、北大西洋に浮かぶ同国領マデイラ島の主要都市フンシャルで15日、樹齢約200年の巨木が倒れ、下敷きになった13人が死亡、約50人が負傷した。現場では当時、キリスト教の祭典を開催中で、多くの参列者が巻き込まれた。

 15日はキリスト教の聖母マリアの昇天を記念する祝日に当たり、植物園内の泉を取り囲む巨木の近くで参列者がろうそくに火をともす行事が実施されていた。在ポルトガル日本大使館によると、日本人が巻き込まれたという情報はない。

 目撃者の一人は地元メディアに「パリパリという音が聞こえた後、参列者の上に木が倒れ落ちた」と様子を語った。(c)時事通信社

http://www.afpbb.com/articles/-/3139305?act=all