上川管内東川町が、大雪山系旭岳の新・旭岳ビジターセンター(旭岳温泉)建設工事に伴う飲料水用配管工事で、
大雪山国立公園内の貴重な高山植物を幅5メートル、長さ500メートルにわたり重機で踏みつけ、
植生を荒らしていたことが15日分かった。

道は町に対し森林法違反で厳重注意、
環境省は自然公園法違反の疑いがあるとして植生の復元計画の提出を求めた。

被害現場は旭岳ロープウェイ山麓駅(標高1100メートル)北側の勇駒別(ゆこまんべつ)湿原で、
エゾノリュウキンカなど高山植物が自生する。
工事は湿原北側の取水場から延長約300メートルの配管を敷設するもので、
東川町が旭川市内の建設業者に4〜10月の工期で発注した。

写真:重機で踏みつけられた高山植物
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以下ソース:北海道新聞 08/16 09:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/125885