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【8月16日 時事通信社】中国を訪問中の米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は15日、中国軍の房峰輝・連合参謀部参謀長と会談し、軍高官レベルの対話を拡大することで合意した。米国防総省が同日発表した。

 北朝鮮による核・ミサイル開発でアジア太平洋地域が緊迫する中、不測の事態が米中両軍の衝突に発展することを避けるための措置という。

 国防総省によると、両軍トップは軍高官レベルの戦略対話の仕組みを設置することで一致した。11月に実務者レベルの協議を開催し、詰めの作業を行う。

 ダンフォード議長は会談で「米中間には意見が一致するとは限らない問題が多く存在する」と指摘。一方、「両国にはこうした問題を乗り越えようという共通の意思がある」と述べ、摩擦軽減に前向きな姿勢を示した。(c)時事通信社

2017/08/16 11:37(中国)