「2029年、コンピューターは人間レベルの知性を獲得することでしょう」(カーツワイル氏)

 かねてより人工知能が人間の知性を超越する「シンギュラリティ(技術的特異点)」が、
2045年にやってくると予想されていたが、カーツワイル氏は16年も早まるとの見方を示した。

>「AIが人間を支配する世界」が実現してしまうのだろうか?

だが、カーツワイル氏はAIを恐れる必要はなく、むしろ機械を人間の脳に取り込むことによって「超人」が誕生すると語る。

「機械は人間に力を与えてくれます。機械のおかげで我々はより賢くなるのです。
まだ人間と機械の融合は果たされていませんが、2030年代には思考を司る大脳新皮質をクラウドネットワークに接続するつもりです」(同)