大阪市天王寺区内で小学校高学年の女児2人の胸を触るなどしたとして、地域住民と警察が意見交換する「警察署協議会」の会長が強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、大阪府公安委員会は24日、天王寺警察署協議会会長だった自営業、内山義弘被告(57)=同罪で起訴=を解嘱した。

同協議会は、署の業務に地域住民らの意見を反映させるため署ごとに設置され、住民らが委員を務めている。内山被告は平成25年から委員で、今年6月に会長に就任。警察の交通安全イベントなどにボランティアとして協力する「天王寺地域交通安全活動推進委員」も10年以上にわたって務めていたが、同時に解嘱された。

内山被告は今年3月、2日にわたって自宅1階倉庫で、小学校高学年の10代の女児2人の胸を触るなどしたとして、7月に逮捕された。

配信2017.8.24 11:30更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170824/wst1708240041-n1.html