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   振ったら吹きこぼれる――そんな炭酸飲料の常識を覆した「ファンタ ふるふるシェイカー」が復活する。

   製造販売元の日本コカ・コーラが2017年8月22日発表したところ、すぐに話題沸騰。「嬉しすぎる」など、当時のティーンを中心に歓声が上がった。

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   元々、1958年の「ファンタ」日本発売開始から50周年を記念して発売された「ファンタ ふるふるシェイカー」。炭酸飲料なのに「振らなきゃ飲めない」というユニークさに加え、ゼリーの食感と炭酸のシュワシュワが同時に味わえる楽しさがティーンを中心に好評を博した。2008年4月の発売直後からヒット商品となり、オレンジ味に続いて6月にはグレープ味が発売された。

   それ以来、期間限定製品として、2012年までに複数回にわたって発売されてきたが、今回は2012年8月以来、5年ぶりの復活となる。再販を望む声に応えたもので、実際、今回の復活が発表される以前からツイッターでは、「再販して欲しいわ」「めっちゃ好きだった」という声があがっていた。

   「思い出の味」だと懐かしむ人も多く、復活の知らせを受け、

「ファンタのふるふるシェイカーが復活すると知って歓喜」
「ファンタふるふるシェイカー復活は嬉しすぎる」
「ケース買い不可避」
「初めて飲んだ炭酸がこれだから思いであるわ〜早く飲みたい笑笑」

など、ツイッターには歓喜の声が溢れた。

   喜びの一方で、ネット掲示板では「なぜ今?」という素朴な疑問もある。

9/4発売、なぜ最盛期の夏じゃない?

   日本コカ・コーラの担当者は復活の理由について、

「今年7月に新しく生まれ変わった『ファンタ』の新しさや楽しさを象徴した製品として、この度、復活することになりました。当時ティーンだった方には懐かしく、一方ティーンをはじめとしたまだ味わったことのない方には新しい感覚を、幅広い世代の方に楽しんでいただけるためです」

と説明する。「ファンタ」は2006年以来親しまれてきたブランドロゴとパッケージデザインを刷新し、フルーティーさをさらに強化している。

   「ファンタ ふるふるシェイカー」では、これまでレモンやサイダーなど様々なフレーバーが展開されてきたが、今回発売されるのは「ファンタ」の定番であるグレープとオレンジの2種類。全国で9月4日から販売される。希望小売価格は120円(税別)。

   炭酸飲料の最盛期である夏ではなく、発売時期が9月であることについては、

「ファンタの年間のマーケティング戦略に沿って、夏はリニューアルに伴う新キャンペーンの立ち上げを最大限盛り上げ、秋はスーパーの秋商戦のラインアップに載せることが目的」

だという。

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