http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170827/k10011114041000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_012

神奈川県秦野市で当時4歳だった長男に暴行し死亡させたとして母親と元夫が逮捕された事件で、事件前、知人が2人に対し「子どもを殴ったりするのをやめるよう注意したが聞いてもらえなかった」と説明していることがわかり、警察は、日常的に虐待があったと見て、調べています。調べに対し、2人は容疑を否認しているということです。

神奈川県海老名市の飲食店従業員、今静香容疑者(32)と元夫で秦野市の無職、井上嘉和容疑者(53)は、おととし8月、秦野市内の自宅で、当時4歳だった長男の井上優斗くんに暴行し、死亡させたとして、傷害致死の疑いで26日、逮捕されました。

当時2人は、秦野市内のアパートに知人らと同居していて、事件前、知人のひとりが2人に対し「子どもを殴ったり蹴ったりするのをやめるよう注意したが聞いてもらえなかった」と説明していることが警察への取材でわかりました。

これまでの調べで、優斗くんの全身には多くのあざが残っていて、警察は日常的に虐待があったと見て、詳しいいきさつを調べています。調べに対し、2人はいずれも容疑を否認しているということです。

8月27日 5時35分