そして中世のユダヤ人が敵視したのは「土地持ちの王」の他に「キリスト教」もある

それは宗教対立ではなく、単に政治的なものだよ

なぜなら宗教は権力だから

宗教には「人をまとめる力」と、さらに「人を死ぬ気で戦わせる力」がある

自分がいくら権力を握っても、宗教王が信者に「あいつを殺せ」と命じてしまえば

信者たちは死を恐れずに自分を殺そうと向かってくる

宗教王の地位を失墜させる必要がユダヤ人にはあったわけだ

そのために中世のユダヤ人は「免罪符」にイチャモンをつけてプロテスタントを作ったわけだよね

プロテスタントには「法王」はいないんだよ

ユダヤ人にとってやりやすい世界を着々と作っていった