http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170827/k10011114721000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017

27日夕方、茨城県鉾田市の海岸で、海水浴に来ていた4人が沖に流され救助されましたが、このうち、意識不明の重体になっていた35歳の父親と8歳の息子が、その後、死亡しました。

27日午後4時半ごろ、鉾田市汲上の海岸で「小学生が流されている」という通報が近くにいた男性から消防にありました。

消防と警察が現場に駆けつけたところ、4人が沖に流されていて、いずれも救助されて病院に運ばれましたが、警察によりますと、このうち、意識不明の重体になっていた35歳の父親と小学3年生で8歳の息子がおよそ1時間半後に死亡したということです。

警察によりますと、2人は海水浴をするために別の親子と一緒に海岸を訪れていたということです。

事故のあった現場は立ち入りが禁止されている「ヘッドランド」と呼ばれる人工の岬の近くで、2人は海に入って遊んでいたと見られるということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。

現場近くの鉾田市や鹿嶋市の海岸では今月に入って水難事故が相次ぎ3人が死亡していて、警察が注意を呼びかけています。

8月27日 20時51分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170827/K10011114721_1708271847_1708271851_01_03.jpg