英 観光客が目やのどに痛み 霧に有害な物質か
8月28日 11時52分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170828/K10011115371_1708281148_1708281156_01_02.jpg

イギリス南部の観光名所の海岸で、大勢の観光客が目やのどの痛みを訴えて手当てを受ける騒ぎがあり、警察などは現場に漂っていた霧に有害な物質が含まれていたとみて調べています。
イギリス南部サセックス州の崖が8キロにわたって垂直にそそり立つ観光名所、バーリング・ギャップの海岸で27日夕方、訪れていた観光客が目やのどの痛みを訴え、近くの病院で手当てを受けました。

地元の消防によりますと、深刻な症状は確認されていないということですが、地元のメディアは200人余りが病院を訪れたと伝えています。

原因はわかっていませんが、現場の海岸では当時、9キロ余りの広い範囲にわたって霧が出ていて、現地からの映像では、ガス状の霧で視界が悪くなっている様子が確認できます。

警察などは、この霧に有害な物質が含まれていたとみて、住民に外出を控えるよう呼びかけるとともに、霧の成分を詳しく調べています。