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3年後の東京パラリンピックに向けて、大会の組織委員会と国内の競技団体が一堂に集まって準備や大会運営について話し合う初めての会合が開かれ、年内にもオリンピックの競技団体も参加する新たな協議会を立ち上げ、協力を深めていくことを確認しました。

28日、東京・港区で開かれた会合には、大会の組織委員会や、パラリンピックで実施される22競技の国内の競技団体などが参加し、冒頭、組織委員会の森喜朗会長が「大会まで3年を切った。パラリンピックの成功なくして、東京2020の成功はないと自覚しており、新しい決意を持ったスタートにしたい」と述べました。

そして会議では、組織委員会から大会の成功にはオリンピックの競技団体との協力が不可欠だという認識が示されたうえで、競技会場の整備状況や大会期間中障害のある選手をサポートするボランティアが必要になることなどが説明されました。

そのうえで会議では、オリンピックの競技団体も参加する新たな協議会を年内にも立ち上げ、大会の円滑な準備や運営に向けて協力を深めていくことを確認しました。

組織委員会は新たな協議会で、パラリンピックの競技団体への人員や資金面での支援のあり方や、競技スケジュールなどについて意見交換を行っていくとしています。

8月28日 18時40分