http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011118081000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008

埼玉県と群馬県の同じ系列の総菜店で販売されたポテトサラダを食べた14人からO157が検出された問題で、埼玉県の店で販売されたポテトサラダを食べた4歳の男の子から新たにO157が検出され、感染した人は合わせて15人になりました。

この問題では、今月7日から中旬にかけて総菜店「でりしゃす」の埼玉県と群馬県の合わせて4つの店舗で加工販売されたポテトサラダを食べた18人が腹痛などを訴え、このうち14人から腸管出血性大腸菌、O157が検出されました。

埼玉県が調査を進めた結果、熊谷市の籠原店で販売されたポテトサラダを食べた4歳の男の子から新たにO157が検出されました。男の子は当初体調不良を訴えましたが、現在は回復しているということです。

これでポテトサラダを食べてO157に感染した人は、埼玉県で10人、群馬県で5人の合わせて15人になりました。

また、ポテトサラダは群馬県高崎市の工場で加工されたものを仕入れて、それぞれの店でハムやリンゴなどを混ぜ合わせていたということです。

このうち、熊谷市の2店舗に納入されたハムとマヨネーズの製造業者と、リンゴの出荷元を埼玉県が調べたところ、いずれも衛生管理の状況に問題はなかったということです。埼玉県などは、引き続き混入経路の特定を進めています。

8月29日 20時29分