http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170830/k10011118471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008

29日夕方(日本時間30日朝)の国連安保理の緊急会合を前に、各国の国連大使からは北朝鮮のミサイル発射を厳しく非難する声が相次ぎました。

このうちアメリカのヘイリー国連大使は「1億3000万人が暮らす日本のように、いかなる国にとっても自国の上空をミサイルが飛ぶことがあってはならない。北朝鮮はあらゆる安保理決議に違反している。私は何か重大なことが起きると考えている」と述べて、北朝鮮への圧力を強化していく構えを見せました。そのうえでヘイリー大使は「ロシアと中国がこれまでのようにともに行動することを望む」と述べて、ロシアと中国に対してアメリカに同調するよう求めていく考えを示しました。

イギリスのアレン国連次席大使も無謀で違法な行為を強く非難するとしたうえで、緊急会合について「北朝鮮に対するこれまでの対応と、今後の対応として何が適切か議論できるだろう」と述べて、さらなる措置について協議するとの見通しを明らかにしました。

また、日本の別所国連大使は、安保理が一致したメッセージを北朝鮮に送ることが大切だと述べて、安保理の結束に期待を示しました。

8月30日 5時36分