■足立区にはチュパカブラがいる!?

夏休みが始まった7月29日、足立区にて行われていた「UMA課外授業」の特別授業が行われた。その講師として招かれたのは「ムー」の三上丈晴編集長。絵本作家のたかいよしかずさんと一緒に、子供たちにUMAの秘密を教えるイベントだ。

集まったのは、UMAに興味津々の小学生と、その保護者の方々。夜中に怪しげな場所で開催されることが多いのが「ムー」関連イベントだが、今回は昼に公の施設の視聴覚室である。

三上編集長は「水棲」を「水辺に棲んでいる」など言葉を易しく言い換え、もちろんビールを飲まずに講義を行った。

驚くべきは、子供たちのUMA知識である。

会場で「不思議なものを見たことがある人〜!」と聞いてみると、UFOを見た、ケセランパサランを見つけた、さらにはチュパカブラを目撃した、それは紫色だったとまで……!

中米に生息するチュパカブラは、すでに日本の足立区に上陸しているのか?

この知識は、たかいよしかず先生の「ナゾのいきものUMAをさがせ!! せかいいっしゅうへん」によるところが大きい。

以前、この本が未確認生物の早期教育に貢献するのではないかと指摘したが、まさしくそのとおりの成果が表れているのだろうか。

足立区で家畜やペットの吸血事件が起こらないか、今から心配である。

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