28日から韓国・釜山で始まった中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会では、
繁殖能力がある親魚の資源量がピーク時の10分の1に減った太平洋クロマグロの漁獲規制が議論されている。

日本近海は太平洋クロマグロの漁場だ。
回遊魚を待ち構える定置網漁では、他の魚種を狙ってもマグロが捕れてしまうことがあり、
漁業関係者は「漁獲枠の削減は困難だ」(全国漁業協同組合連合会幹部)と語る。

漁業収入への影響も懸念されることから、日本は北小委で資源管理の強化に協力する姿勢を示す一方、
資源の回復度合いに応じて漁獲枠を増減できる仕組みを提案した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017083001032&;g=eco
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