マダニに刺され男性死亡
08月29日 19時50分

四国中央市に住む60代の男性が、マダニが媒介する日本紅斑熱に感染して死亡し、県はマダニに
刺されないよう注意を呼びかけています。

県によりますと、死亡したのは、四国中央市に住む60代の男性で、今月19日に発疹などの
症状を訴え、医療機関を受診していました。
その後、男性は自宅で療養していましたが27日になって容体が悪化し、搬送先の香川県内の
医療機関で死亡しました。
男性は、マダニが媒介する感染症の日本紅斑熱に感染していたほか、体にはマダニに刺された痕が
あったということです。
男性は農作業に従事していたということで、県は、マダニが生息している山や草むらでは、
長袖や長ズボンで肌の露出を少なくし、防虫スプレーを使うなどして、マダニにかまれない対策を
とるほか、症状が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
県によりますと、日本紅斑熱に感染して亡くなった人は、統計が残る平成19年から去年までの
間に全国で16人にのぼるということです。

http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170829/3454791.html