http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170830/k10011119861000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

30日夜、「記録的短時間大雨情報」が出された神奈川県山北町では、大雨の影響で土砂が道路に流れ込み、一時、通行止めにして撤去作業が行われました。

30日午後6時ごろ、神奈川県山北町山市場の県道76号線のトンネル、芝安戸洞門の入り口で、雨に流された土砂が道路の半分ほどを覆っているのを県の委託を受けて見回っていた土木業者が見つけました。

このため、現場では一時通行止めにして土砂の撤去作業が行われました。作業にあたった業者によりますと現場は、雨が降った際にトンネルの上を伝って土砂や水を道路の外に流し出す構造になっていますが、大雨の影響で土砂が道路にまであふれ出したということです。

30代の作業員の男性は「土砂は10センチほどの高さで道路を覆っていました。一時は大雨で作業ができず、雨の降り方が弱くなった、午後8時半ごろから作業に取りかかりました」と話していました。

山北町付近では、レーダーによる解析で午後7時10分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象台が「記録的短時間大雨情報」を出して、安全を確保するよう呼びかけていました。

8月30日 22時46分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170830/K10011119861_1708302251_1708302253_01_02.jpg