>>48

現状
ヘリオポーズと探査機の位置関係
現在も1号・2号ともに稼働しており、ボイジャー1号は2015年1月現在で太陽から約195億km(約130AU)離れたところを
太陽との相対速度・秒速約17.027kmで飛行中であり、地球から最も遠くにある人工物体となっている。
地球との通信のための電波は片道約17時間を要する。2010年12月、太陽風の速度がゼロになる領域に到達。
2012年8月25日に太陽系を出ていたことが1年後に発表された。
一方のボイジャー2号は2015年1月現在で太陽から約160億km(約107AU)離れたところを太陽との
相対速度・秒速約15.497kmで飛行中であり、ボイジャー1号とパイオニア10号に次いで地球から遠いところを飛行している。
2004年12月16日、ボイジャー1号は末端衝撃波面に到達した最初の惑星探査機となった。
その後のボイジャー2号の観測によって末端衝撃波面が、南北対称ではなく歪んでいることがわかった。
原子力電池の出力低下にともない、少しずつ観測装置の電源を切っており、稼動を完全に停止するのは2025年頃の予定である。