最近フェイクニュースって奴が横行しているらしいです。皆さんも気をつけましょう!
 ・・・・ところでフェイクニュースって具体的にどんなもの?
 具体例を挙げればこういうものです。

例1「熱海の伊豆山神社のある木は、屠殺人の木またナギと呼ばれ、その後イザナギと呼ばれたが、イザナギは神道伝説の神話の神であり、日本列島は彼のこぼした精液から生まれた。」
  「少女嗜好が発達した日本では、小学校に通うごく普通の少女たちが放課後、売春婦として働いている。」
  これらは、毎日新聞社の英語報道メディア Mainichi Daily Newsで、日刊紙時代の平成元年10月に連載が始まり、
平成13年春の公式サイト移行時にも継承されたコラム「WaiWai」報道されたニュースです。
日本人ならすぐにおかしいと気がつきますが 外国人は信じ込むでしょう。
「WaiWai」では、これら以外にも同様のニュースを大量に流しました。

例2 「沖縄県西表島のアザミサンゴに落書きがあることを発見した」として、以下の様な日本人のモラル低下を嘆く記事が平成元年4月20日の朝日新聞朝刊に掲載されました。
“ 「サンゴ汚したK・Yってだれだ」
 これは一体なんのつもりだろう。(中略)「K・Y」のイニシャルを見つけたとき、しばし言葉を失った。(中略)日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。
だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。精神の貧困の、すさんだ心の……。 にしても「K・Y」ってだれだ。

しかし、この落書きは、記事を書いた記者自身によってサンゴに刻みつけられたものでした。

例3 田中康夫長野県知事(当時)と亀井静香氏が、郵政民営化に反対する新党を結成する話をするために、
8月13日に長野県内で会談したとの記事が、平成17年8月21日付朝日新聞朝刊、22日付同朝刊で報じられましたが、
そうした事実はありませんでした。なお、記事では2人の会話のやりとりまで詳細に記述されていました。


 フェイクニュースって怖いですね、 ニュースを信じる前に、それをどこの誰が報じたかを確認することが大事です。