だまされてやって来たがコリアンドリームはなかった…ある外国人路上生活者の哀しい死

外国人ホームレス、ソウルだけで20000人!?
 支援団体「実際にははるかに多い」

ソウル駅地下歩道でホームレスたちが眠りについている=資料写真//ハンギョレ新聞社

 先月22日夜、ソウル地下鉄1号線のソウル駅2番出口。近くの花壇で一人座り、時間をつぶしてきたあるホームレスが、他のホームレスが残して行ったマッコリの瓶を口に当て、はたいた。

そして数時間後、このホームレスは遺体で発見された。ポケットからはパスポートと国際電話の受信記録だけが残った携帯電話が発見された。

 このホームレスは外国籍の某氏(23)であることが確認された。 ソウル南大門(ナムデムン)警察署は19日、「解剖検査の結果、慢性アルコール中毒にともなう肝硬変で亡くなったと見られる」と明らかにした。

某氏は5年間有効のビザを取得し韓国に入国した。 彼が外国人居所登録をした所はソウルのモーテルだ。

 先月10日、ソウル・大方(テバン)洞で野宿をしていて警察に発見された。