環境省は7日、沖縄県の渡嘉敷島に生息する爬虫はちゅう類「ケラマトカゲモドキ」を、種の保存法に基づく緊急指定種に指定したと発表した。

 8日から3年間、捕獲や譲渡、輸出入などが禁止される。

 ケラマトカゲモドキは体長約8センチで胴体に桃色の帯模様がある。生息数は分かっていない。トカゲモドキの仲間はペットとして人気があり、環境省はケラマトカゲモドキが商取引される恐れがあるとして、今回の時限措置に踏み切った。

 ケラマトカゲモドキは規制対象となっている別のトカゲモドキの一種とみられていたが、今年に入ってから新種と判明していた。
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