09月08日 19時37分

青森県警察本部に勤務する幹部警察官が、ことし5月、飲食店で知り合いの女性の体に触ったとして減給の懲戒処分を受けていたことがわかりました。

警察は、処分を公表していませんでした。
警察によりますと、ことし5月下旬、県警察本部に勤務する男性警視が、県内の飲食店で知り合いの女性の体に触ったということです。

女性が知人に相談したことから明らかになり、警察の調査に対し、警視は、当時、酒を飲んでいたとした上で触ったことを認め、「わざと嫌がることをするつもりはなかった」と話しているということです。

青森県警察本部では、この警視を減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。

警察は、今回の処分が「警察の内部で決めた基準に達していない」としてこれまで公表しておらず、警視の年齢や所属については今も明らかにしていません。

青森県警察本部は「女性の精神的負担にも配慮した。今後、職員の指導・監督をいっそう強化し、組織をあげて再発防止に取り組む」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083761571.html