日銀YCC、デフレ緩和に効果 消費増税がリスク=S&P
http://jp.reuters.com/article/japan-ycc-idJPKCN1BG10Q
──物価2%目標の実現に向けて、さらに必要なことは何か。

「デフレや不況を克服するには、財政政策と金融政策の両方が必要であり、重要なのは財政
政策が金融政策を妨げないことだ。その意味では、2019年10月に予定されている消費税率
の再引き上げによって、時期尚早の財政引き締めが行われることが、リスクと考えている」

「消費税率引き上げのタイミングは、カレンダーベースではなく、日銀のオーバーシュート型コミット
メントに結びつけるべき。日銀がバランスシートの拡大を継続することと、政府がインフレ率2%を
超えるまで消費税率を引き上げないことに共同でコミットすれば、人々のインフレ期待に大きな
影響を与え、政策成功の可能性を高めるだろう」