元プロレスラーの前田日明さん主催の格闘技大会に参加予定の格闘家を脅迫し、出場を断念させたとして、
大阪府警捜査4課は25日、アマチュア格闘技団体「強者」(解散)の元幹部で大阪市住之江区の
露天商・金城旭被告(36)(威力業務妨害罪で起訴)と、同団体関係者で住所不定、無職・相良正幸容疑者(29)を
強要容疑で逮捕したと発表した。

 相良容疑者は格闘技イベント「K―1」に「拳月」のリングネームで出場した経験があるという。

 発表によると、金城被告らは昨年11〜12月、男性格闘家(30)に4回電話をかけ、
「大会に出るなら兵隊集めて行ったる」などと脅し、12月8日に門真市内で開催された大会出場をあきらめさせた疑い。
金城被告らは「脅していない」と否認している。

 金城被告は同年9月、前田さん主催の大会の会場に押しかけ、大会を中断させたとして、府警に逮捕されている。
(2014年2月26日11時52分 読売新聞)