東京都議会では各会派の控え室の広さを変える改修工事が完了し、その費用に約9900万円かかったことが分かりました。このほかの修繕費を合わせると1億2300万円に上るということです。

 控え室の改修工事は都議会議員選挙のたびに行われる「恒例行事」で、部屋の間仕切りなどを変更するものですが、今回の工事にかかった費用は約9900万円で、2000年以降では最も高いということです。

 その理由は、都議選前には最大会派だった自民党が全体の半分ほどの面積を占めていたものが、都民ファーストの会の躍進で部屋の位置などが大きく変更されたためだということです。東京都は「想定以上に会派構成が変わり、大幅な改修となった」としていて、工事費は当初の見積もりの6900万円から約3000万円上回る結果となりました。

 このほか、改修工事を行った部屋を中心に古くなったブラインドや壁などを取り替え、その費用に2400万円ほどかかっていて、合わせると1億2300万円に上るということです。

 選挙後の改修工事は他の自治体でも行われていて、定数や規模に違いがあるものの、最近の例を見ると千葉県では124万円、埼玉県では85万円にとどまっています。

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