http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011135821000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

週明け11日のニューヨーク株式市場は、大型のハリケーン「イルマ」が熱帯低気圧に勢力を弱め、経済的な被害は予想を下回りそうだという見方から、値下がりしていた銘柄を買い戻す動きが強まり、ダウ平均株価は200ドル以上値上がりしています。

11日のニューヨーク株式市場は、アメリカ南部フロリダ州に上陸したハリケーン「イルマ」が、広い範囲で高潮などの被害をもたらしたものの、勢力を弱めて熱帯低気圧に変わり、懸念されていた大きな経済的な被害は免れそうだという見方が広がりました。

このため、先週、警戒感から売られていた銘柄を買い戻す動きが強まり、ダウ平均株価は200ドル以上値上がりして、およそ1か月ぶりに2万2000ドル台を上回りました。

市場関係者は「調査会社が予想されるハリケーンの被害額を相次いで下方修正したため、高まっていた警戒感がいったん和らいだ。また、北朝鮮が9日の建国記念日にあわせた追加の挑発を行わなかったことも、株式を買い戻す動きにつながった」と話しています。

9月12日 0時54分