>>399
>>402にも書いたけど、フロイスが「家臣は常にビクビクしていた」と書き残しているから、いつ気紛れで処分されるか家臣や同盟者はたまったもんじゃなかったろうね。
松永久秀も荒木村重も粛清を畏れて謀反しているし。
ただ、同じく謀反した高山右近等は早期に降伏したんで優遇されている。

佐久間信盛追放の際の書状を見るに、家臣のことを良く見ているんだけど、裏を返せばそこまで見透かされてしまっているんで、本当に不気味ではあったろうと思う。
後、土地信仰が今よりも強かった戦国時代に、土地に捉われずポンポンと家臣を転属させるという点についても、当時の家臣からは「いつ飛ばされるかわからん」という不安もあったろうね。
武将を土地から切り離すというのは、信長が嚆矢だろうから。