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【9月11日 時事通信社】スペイン監督当局は11日、インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックが、ユーザーの同意を得ずに個人情報を収集し、広告に利用していたとして120万ユーロ(約1億5000万円)の罰金を科したと明らかにした。地元メディアが伝えた。

 スペイン当局によると、フェイスブックは画面に表示される広告の効果を高めるため、ユーザーの性別や信仰、趣味などに関する情報を蓄積。ユーザーが削除を要請しても、データの保存をやめなかったという。当局は「重大な法令違反があった」と強調している。

 フェイスブック側は地元メディアに「欧州連合(EU)の法令は順守しており、異議を申し立てる」と反論した。フェイスブックは欧州各国から同様の指摘を受け、5月にはフランス当局から15万ユーロの罰金を科されている。(c)時事通信社

2017年9月11日 23:23 発信地:スペイン