人気の宗谷線「秘境駅」、駅名標が相次ぎ盗難
2017年09月12日 11時42分
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20170912-OYT1T50063.html

 「秘境駅」として鉄道ファンらの人気が高いJR宗谷線(北海道)の無人駅で今月3〜8日に、ホームに設置されていた駅名標が相次いで盗まれていたことがわかった。

 JR北海道が被害届を提出し、北海道警天塩てしお署が窃盗事件として捜査を始めた。
 駅名標が盗まれたのは、幌延ほろのべ町にある雄信内おのっぷない、問寒別といかんべつの両駅。駅名標はいずれも長さ約1メートル、幅20センチで、ひらがなで駅名が書かれ、ホームの電柱にねじ留めされていた。JR北の職員が3日、両駅で駅名標を確認していたが、同町職員らが8日に両駅を点検した際にはなくなっていた。
 同町には宗谷線の無人駅が7駅あり、このうち雄信内駅は周囲に人家や商店などがないことから、秘境駅として鉄道ファンの注目を集めている。町でも同駅を拠点としたツアーを開催するなど、観光資源として活用している。
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