http://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-12-idJPKCN1BN2Y5

[12日 ロイター] - 米国株式市場は続伸。金融株が上げを主導し、S&P総合500種は前日に続き終値での過去最高値を更新した。スマートフォン(スマホ)「iPhone」の新モデルを発表したアップルは軟調となったが、それでもナスダックは終値での最高値を付けた。

米朝間の緊張やハリケーン「イルマ」による経済損失を巡る懸念が後退し、リスク選好が強まった。

米国債利回りが上昇したことで銀行株が買われ、金融セクターがS&P500.SPXの上げを主導した。一方、公益株や不動産株は軟調だった。

アップル(AAPL.O)は不安定な展開となり、一時は163.96ドルまで上昇する場面もあったが、結局0.4%安で引けた。この日発表した新型スマホ「iPhoneX」の発売日は11月3日と、一部投資家の予想より遅い時期となった。供給不足を懸念する声が聞かれる一方、利食い売りとの見方も出た。

2017年9月12日 / 23:38 / 5分前更新