台風18号 最大瞬間風速31.4m!連休は九州直撃 19号も発生
2017年09月13日 10時21分
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台風18号に続いて19号も発生(気象衛星ひまわり8号/気象庁)

 強い台風18号は13日午前10時現在、宮古島沖を西寄りにゆっくり進んでいる。
今週末には非常に強い勢力に発達して東シナ海に抜けたのち、Uターンして九州に向かうと見込まれており、
三連休中、西日本では大雨や大荒れになるおそれがあるとして、気象庁が早めの警戒を呼びかけている。
また南シナ海で発達中の熱帯低気圧は台風19号に変わった。

 気象庁によると、強い台風18号はきょう午前10時現在、宮古島の東南東約100キロを時速15キロで北西に進んでいる。
中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心から半径110キロ以内は25メートル以上の暴風が吹いている。
 
 この影響で、宮古島沖の伊良部島にある下地島空港ではけさ9時15分に最大瞬間風速31.4メートルを観測。
風速が30メートルを超えると、特急電車の時速並みで、街路樹や電柱や街灯が倒れたり、ブロック塀が倒壊することもあるため、大変危険だ。

 24時間後のあす朝には、台風の中心が宮古島沖240キロの海域に離れて、東シナ海に抜けたのち、進路を北東に変えて三連休の17日に九州に接近すると予想されることから、
気象庁は沖縄・奄美から西日本では今週から三連休にかけて大荒れや大荒れとなるおそれがあると警戒を呼びかけている。

 一方、フィリピンの西方沖の南シナ海で発達中だった熱帯低気圧は、昨夜9時ごろに台風19号に変わった。

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この先5日間の台風の進路予測図(気象庁)

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台風18号の暴風域に入る確率(気象庁)