感染源:
感染した人の咳やくしゃみ、汗などから感染する空気感染はありません。
また、感染者と触れ合うことで感染する接触感染もありません。

人から人へ感染する場合は、感染者の便に含まれた大腸菌が直接・間接的に口に入る場合です。
排便後、食事の前に手洗いを十分にしなかった場合などが考えられます。

O157感染症の国内の感染事例は、焼肉店などの飲食店があげられます。
また、食肉を生や加熱不足で食べることで感染した事例も多くあります。

O157感染症は一部の地域だけでなく、汚染された食品が広く流通することで、
全国各地で感染報告があります。

また、動物とのふれあいイベントや、搾乳体験などが原因となり感染するケースも報告されています。