芝生を張りレンガで舗装した緑地広場
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福岡県柳川市は、同市新外町にあるオノ・ヨーコさんの祖父、小野英二郎氏(1864〜1927年)の屋敷跡を緑地広場として整備した。

どんこ舟の川下りコース沿いにあり、ヨーコさんゆかりの地としてもPRするという。

英二郎氏は市出身の銀行家で、大正時代に日本興業銀行の総裁を務めた。市は建物が解体された屋敷跡の土地約1400平方メートルを2014年12月に買収し、整備を進めていた。事業費は約6000万円。

広場は、敷地内の枯れ木や雑草などを除去して芝生を張り、レンガ舗装した遊歩道沿いに発光ダイオード(LED)の照明灯などを設けた。掘割沿いを散策する人たちが休憩できるよう、ベンチとしても使える石積みの構造物も整備した。市都市計画課は「まち歩きのスポットとして多くの人に利用してほしい」としている。

配信2017年09月13日 17時58分
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