https://www.cnn.co.jp/m/tech/35107215.html
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カリフォルニア州クパティーノ(CNNMoney) 米アップルが12日、新型のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などを発表したイベントは、カリフォルニア州クパティーノの本社近くに完成した新社屋で開かれた。

アップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)氏は生前、従業員が自然に囲まれて次世代の技術を開発できる未来的な環境を思い描いていた。この構想を実現したのが、同日公開された円形の新社屋「アップルパーク」だ。

ティム・クックCEOによると、アップルパークは「技術と環境の両面でアップルの価値観を反映するべく」建設された。


イベント会場となったのは、地下に設けられた1000人収容のスティーブ・ジョブズ・シアター。革張りの座席の下には電源ポートが完備されていた。

その階上は高さ6メートルのガラスとカーボンファイバー製の屋根に囲まれた、直径約50メートルの円形ロビーになっている。

約70万平方メートルの広大な敷地に9000本以上の木が植えられ、従業員はジョギングを楽しんだり、果樹園や草地、池のほとりで休憩したりすることができる。

クック氏によると、アップルパークにはオンサイト太陽光発電施設としては最大級のソーラーパネルが設置され、電力はすべて再生可能エネルギーでまかなわれるという。

アップルパークの敷地は一般開放されないが、入り口近くにはアップルストアとカフェがあり、アップルパークのロゴが付いたTシャツも販売される。

2017.09.13 Wed posted at 15:23 JST

アップルの新社屋に取材陣が初めて入った
https://www.cnn.co.jp/storage/2017/09/13/c37919e0c1f2efdd8ed072a73d2a49f5/t/320/180/d/apple-campus.JPG