世界自然遺産に登録されている白神山地の「核心地域」と呼ばれる、貴重なブナの原生林が広がる場所で、ニホンジカが初めて確認され、生態系への影響が懸念されています。

ニホンジカが確認されたのは、青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる、日本で初めて世界自然遺産に登録された白神山地の、鯵ヶ沢町の国有林です。

白神山地のなかでも、特に、人の手がほとんど加わっていない、貴重なブナの原生林が広がる「核心地域」と呼ばれる場所で、ニホンジカの確認は、今回が初めてです。

東北森林管理局によりますと、先月6日午後6時半すぎ、オスのニホンジカ1頭がカメラに写っているのが確認されたということです。

青森県内では、近年、ニホンジカの生息数が急速に増えているとみられ、平成25年度に7件だった目撃情報は、昨年度・平成28年度は118件に上っていて、今年度はさらに上回るペースで目撃されています。

東北森林管理局は貴重な生態系への影響が懸念されるとして、今月29日に大学教授などの専門家でつくる諮問委員会を開催し、対策を検討することにしています。

配信09月13日 20時02分
青森 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083902201.html

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