http://jp.reuters.com/article/europe-autos-carbon-idJPKCN1BO178

[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州自動車工業会(ACEA)は13日、欧州連合(EU)が策定中の新たな二酸化炭素(CO2)の排出基準について、現行から20%削減することを提案した。ただ、完全な実現は2030年とすべきだとした。

ACEAの会長を務める独ダイムラーのツェッチェ最高経営責任者(CEO)は、2021年以降の排出基準目標には「明確で予測可能な時間枠」が必要だと述べた。

現行から20%削減すると、走行距離1キロ当たりのCO2排出量は76グラムとなる。

フランクフルト国際自動車ショーで記者の取材に応じたツェッチェ氏は、次期排出基準の実現には開発中の電気自動車やハイブリッド車が顧客に受け入れられるかどうかも条件にすべきだと述べた。

2017年9月13日 / 12:58 / 2時間前更新