http://diamond.jp/articles/-/132516?page=4

>この話には二つの“オチ”がつく。
> まず、神社本庁が百合丘職舎の売却益で購入した“モノ”が問題視されている。

> 複数の本庁幹部と役員関係者は、異口同音に眉をひそめる。
>「危機管理用の新たな職舎という名目で、渋谷区代々木の中古の高級マンションを購入。
>その入居予定者が、なんとディンプルへの早期売却を推し進めた本庁の幹部2人だった」(前出の本庁関係者)からだ。

>つまり、職員用宿舎から入居者を追い出して得たカネを使い、
>一部の幹部が住むための家を買っていたというわけだ。

> この「2人の入居予定者」とは、百合丘職舎の売却時、本庁総務部長だった小野崇之氏と、
>当時は秘書部長で、現在は小野氏の後任の総務部長に“出世”したS氏。
>本庁人事において、実質的な権力を握る二大ポストがこの総務部長と秘書部長だ。

> だが、昨年2月、小野氏が伊勢神宮に次ぐ有力神社の一つで、全国8000社の八幡神社の頂点、
>宇佐神宮(大分県)の宮司に栄転。
>それが影響してか、当初は2戸購入する予定だったものが、総務部長(つまりS氏)が入る1戸に減らされた。

> これには末端の本庁職員も一様に苦笑いだ。

>「緊急時の危機管理対応用と言っておきながら、入居予定者が外部に栄転したら買わないとは、
>そもそも始めから1戸は必要なかったのではと言われても仕方ない。
>S氏は秘書部長当時、『秘書部長は役員との連絡係だから緊急時に備えて宿舎が必要だ』と言っていたが、
>役員には携帯で連絡すればいいし、自分が総務部長になった途端、
>秘書部長用の宿舎を買わないのはそれまでの説明と矛盾している」

>「緊急時に実働する職員たちの大半は、百合丘職舎より遠い郊外に住んでいる。
>緊急の事態に、総務部長1人だけが駆け付けて、一体何ができるんですかね? 
>ましてや、今回購入したマンションは、それまでの危機管理対応宿舎よりも遠い。
>本当に危機管理対応が目的なのかと言いたくなる」

> こうした声があちらこちらから上がっているが、現総務部長のS氏が入居したマンションの購入価格は、
>中古ながら都心の一等地に建っているだけあって、なんと7260万円にも上る“超高級物件”だ。