16日午前3時20分ごろ、京都市右京区梅津後藤町の男性から「大声で玄関ドアを蹴っている人がいる」と110番があった。駆けつけた京都府警右京署員が、近くの路上で包丁を持っている男を発見。男性巡査部長(35)が拳銃を取り出し、包丁を捨てるよう説得した。その後、男が「撃ってみろ」などと言って接近したため、巡査部長は上空に1発威嚇発砲。銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。男にけがはなかった。

 右京署によると、男は近くの書物販売業、西村巖(いわお)容疑者(66)。包丁(刃渡り約17センチ)を1本持っていた。酒を飲んでおり、「人を脅すつもりで包丁を持っていた。誰を脅すつもりだったかは覚えていない」と供述している。

http://www.sankei.com/smp/west/news/170916/wst1709160032-s1.html