県は15日、南陽市の家族6人が有毒のクサウラベニタケを誤って食べ、食中毒の症状を訴えたと発表した。
全員快方に向かっている。
県内で毒キノコによる食中毒は今季初めて。

県食品安全衛生課によると、14日に家族のうち70代男性が上山市内の山林で採取した。
15日の朝食で、豆腐を入れた吸い物にしてこの男性を含む児童3人、40〜70代の4人の男女計7人が食べた。

同日午前8時ごろ、女児1人を除き、吐き気や嘔吐(おうと)の症状が出たため、医療機関を受診し、
連絡を受けた置賜保健所が調べたところ、クサウラベニタケを誤って食べたことが分かった。
女児はキノコは食べなかったという。

採取した男性は、ハタケシメジだと思い込んでいたという。

同課は
「クサウラベニタケは食用キノコと似ているため誤食しやすい。
 種類がよく分からないキノコは食べないでほしい」と注意を呼び掛けている。

以下ソース:山形新聞 2017年09月16日 08:12
http://yamagata-np.jp/news/201709/16/kj_2017091600301.php