【ワシントン共同】日本産牛肉の米国への輸出量が2017年に過去最高を更新し、250トンを突破する見通しであることが17日、分かった。景気拡大を背景に高品質の和牛の人気が高まっているためだ。ただ、米国が日本産牛肉を対象に設けている年200トンの低関税輸入枠を超えた分は高関税がかかり、牛肉価格上昇につながるため、伸び率は縮小しそうだ。

 米国は日本産牛肉に対する関税を年200トンまでは1キログラム当たり4・4セント(約5円)、200トンを超えた分は26・4%としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017091701001430.html