【ワシントン=海谷道隆】米海軍第7艦隊は18日、第70任務部隊司令官のチャールズ・ウィリアムズ少将ら幹部2人を解任したと発表した。

2人は、6月と8月に民間船との衝突事故を起こした同艦隊所属のイージス駆逐艦2隻を指揮する立場にあり、事故の責任を取らせたものとみられる。同艦隊は解任理由について「指揮能力への信頼がなくなったため」としている。米海軍は、8月の事故を受け、同艦隊司令官を解任している。

イージス駆逐艦は、6月に静岡県沖で、8月にはシンガポール沖で、それぞれ事故を起こした。国防総省が現在、事故原因を調査中だが、訓練や整備不足が要因との見方が出ている。

2017年09月19日 10時51分
YOMIURI ONLINE
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