製造元の工場の責任者も、

「私が入社して20年、提供している給食を食べてきましたが、まずいと思ったことは1度もない。
9月16日には、記者さんたちにも食べていただきました。教育委員からは、おいしいと評価をいただいたと聞いています」

 と、給食のおいしさに自信を見せる。大人たちは食べられるが、生徒は「食べ物じゃない」と吐き捨てる味。
この格差をどう埋めればいいのか。工場の責任者が続ける。

「当社では大磯町さんの指示のもと製造しています。大磯町の栄養士さんが献立を立ててくださいますが、やはり煮物や
野菜とかバランスのいい食事を作ろうとしていますので、中学生には好まない内容になっているのでは」

 と話し、味のうすさについて、「料理を1度冷ますのですが、その際に塩分が飛んでしまう。さらには時間がたつと野菜から
も水が出て塩分がうすれてしまうことは考えられます」と説明する。

この工場長、味覚が異常とかそもそも料理が冷めると塩分が飛ぶとか科学知識もヤバすぎる。