シャープ 調理家電用食材も販売

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004233511.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

共働き世帯の増加などで、手軽に料理ができる調理家電の需要が拡大し、
メーカーの競争が激しくなる中、シャープは、調理家電を購入した人向けに、
必要な食材を自宅に届ける宅配サービスを始めることになりました。

発表によりますと、シャープは、来月中旬から自社のオーブンレンジや
調理鍋を購入した人を対象に、食材を宅配する事業を始めます。
専用のサイトや電話でメニューや人数を指定すると、必要な食材が届き、
レシピに沿って調理家電をセットすれば、手軽に料理ができるという仕組みです。

メニューは、飲食店の情報サービスを手がける「ぐるなび」と連携して、
人気の高い店が監修した日本料理やフランス料理など14種類を用意し、随時、増やしていく計画です。

ふだんより少しぜいたくな料理を意識したということで、価格は、2人前から3人前程度の量で
▼本州は3800円、▼北海道、四国、九州は4100円で、
▼短時間での配送が難しい沖縄県のほか、一部の地域と離島は対象外となります。

食材の宅配サービスは、家事や買い物の負担を軽減したいという需要を取り込もうと、
コンビニ各社などが行っていますが、調理家電の分野で他社と違いを打ち出すため、
電機メーカーが参入するのは異例です。

食材宅配サービス担当の松本融部長は、
「家電を売るだけではなく、食材の提供も行うことで、
利用者の声を聞きながら製品も進化させられる相乗効果が狙える」
と話しています。

09/26 14:31